コミュニケーションが多いと勝率を上げる?サーモンランがもたらす効果【カモンとヘルプ】

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こんにちは、omochikawaです。

スプラトゥーン2のサーモンラン、楽しいですよね。

サーモンランで貰えるお金もすでにカンストしている状態ですが、それでも上手く連携できたときのチームプレイが楽しくてついついやってしまいます。

この記事では、サーモンランがお金やアイテムなどの報酬を貰うだけでなく、プレーヤーにある行動をさせるためにゲーム設計されたモードであることを解説したいと思います。

ある行動とは、チーム内のコミュニケーションです。

※ちなみにこれは完全に個人的な見解です。全く任天堂さんと関係ないため、トンデモ発言をしている場合がありますが、ご了承ください。

サーモンランがプレーヤーに強制する行動

結論は、「カモン」と「ヘルプ」です。

そして、これらは特にガチマッチという対戦モードにおいて、勝率を上げる要素として重要になってきます。

「カモン」と「ヘルプ」とは?

「カモン」「ヘルプ」とは、サーモンラン中にボタン1つで仲間にメッセージを送る機能です。
「カモン」は、仲間に対し、主に「こっちの方へ来て!」という意味で使用します。
「ヘルプ」は、そのままですね。仲間に対し、「助けて!」という救助の意味で使用します。

なぜ、「カモン」や「ヘルプ」を使用させようとするのか?

それを理解するためにまずはサーモンランのルールについてざっくり説明していきますね。

サーモンランで勝つための条件と制約

サーモンランは、自分を含めた仲間4人で敵であるシャケたちを倒しながら制限時間内にノルマを達成する、人間4人 対 CPU のバイトイベントです。

勝利条件は以下の通りです。

  • 3回行われるすべてのWAVEで制限時間内にノルマを達成すること
  • 全滅しないこと

WAVEとは、サーモンランイベントにおけるバイトの単位です。

また、対戦モードとの違いとして、プレーヤーは、「マップが見れない」、「自動で復活できない」という制約があります。

このマップが見れない、自動で復活できないという2つの制約が、「カモン」と「ヘルプ」というアクションを強制的に使用させています。

「カモン」を使用せざるを得ない理由【戦う場所が変わってしまう!】

0:04あたりから場所の移動をしています。

サーモンランでは、対戦モードと違い、ステージのマップが見れません。
ステージ上に出現する敵のシャケや味方の位置を目視で確認するしかないんです!

実は、マップが見れないこと自体は大して困りません。
問題なのは、WAVEによって、戦う場所が変わったり、特殊イベントに変わったりしたときです。

戦う場所が変わると、いつものステージから移動しなければなりません。
そのことを知っていてどこに移動すればよいか知っているプレーヤーなら問題ありません。
しかし、知らないもしくはどこに移動すればよいか分からないプレーヤーはすぐに移動できません。

このときに、「カモン」するんですね。そうしないと、味方が移動してくれず、人数不足状態で戦闘することになります。

また、特殊イベントの場合、そのイベントによって、開始前にどの位置で構えておくべきかある程度決まってきます。

なかには、WAVEが始まる前に人数不足だと即死するようなイベントもあります。

そのために、「カモン」を使用するんです!

「ヘルプ」を使用せざるを得ない理由【自分で復活できない!】

プレーヤーがやられると、上の通り浮き輪状態になります。

WAVE中にシャケにやられた場合、プレーヤーは自力では復活できません。
必ず、生き残っている他のプレーヤーの働きかけによってのみ復活することができます。

ナワバリバドルやガチマッチでは、敵にやられた場合、数秒かかって自力で復活できます。

この違いが、「ヘルプ」というコミュニケーションを機能させています。

上述した通リ、サーモンランでは、WAVEのステージのマップが見れません。
この制約の上で、敵にやられてしまったらどうなるか。

そうです。
なにもアクションしないと、最悪、他のプレーヤーに気づかれないんです。

一応画面右上部の表示で自分を含めた味方プレーヤーの生存状態は確認できます。
※敵にやられると、プレーヤーが持ってるブキにバツが付きます。

ただ、どこにやられたプレーヤーがいるのか、目視しない限り他のプレーヤーは分かりません。
やられたプレーヤー自身がアピールしないと分からないんですね。

対戦モードでもそうですが、サーモンランでも人数が減ってしまうと、途端にノルマ達成が難しくなり、生存率が著しく下がります。
その結果、WAVE失敗へとつながります。

サーモンランの勝利条件は、ノルマ達成と1人でも生存していることでした。

ノルマも達成していないのにプレーヤーがやられてしまった場合、極力やられたプレーヤーを復活させようとします。ほっとくと、WAVE失敗してしまいますからね。

なので、敵にやられたプレーヤーは、「ヘルプ」というサインを送るしか手段がないのです。

自然とコミュニケを生み出すように設計されたモードが、サーモンラン!

サーモンランは、味方同士の協力プレイが特に重視されたモードです。
勝利条件を、自動復活やマップを見せる代わりにノルマを増やす、敵であるシャケを増やす、制限時間を減らすなどのゲーム設計ができたはずです。

そうはせずに、味方同士にコミュニケーションを発生させるように、あえてそうしなかったように思えます。

プレーヤーにある行動をやらせたいために、ゲームのルールを設計をした、と考えるのが自然です。

カモン・ヘルプのコミュニケ量でガチマッチの勝率を上げる!

サーモンランがもたらす「カモン・ヘルプ」効果が発揮できるのは、特にガチルールに基づいたガチマッチかリーグマッチという対戦モードです。

ちなみに、対戦モードでは、敵にやられたプレーヤーは、「ヘルプ」ではなく、「やられた!」というサインを味方に送ります。

ガチマッチは、味方との情報共有やコミュニケーションを密に行わないとなかなか勝つのが対戦モードです。
そして「カモン、やられた」サイン機能は勝率に寄与する重要なコミュニケーション要素の1つです。
なので、「カモン、やられた」は必要に応じて適切に使えば勝率も変わってきます。

また、ガチマッチはランク10からしか参加できません。
ランクとは、対戦モードにおけるプレイ時間のようなものです。
そうしている理由は、ガチマッチへ参加するまでにサーモンランを通してコミュニケーションのやり方に気づいてほしい、身につけてほしいという意図があると思えます。

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